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CBDオイルとヘンプオイルの違い

Written by Komorebi

米国で大ブーム中で、日本でも美容や健康業界で話題になりつつある「CBDオイル」と「ヘンプオイル」。どちらも大麻由来成分から製造され、食用や化粧品用に使用されますが、似て非なるものです。本記事では、CBDオイルとヘンプオイルの効果や成分の違い、間違って購入しないための注意点などをまとめています。

CBDオイルとヘンプオイルはどちらも大麻由来の製品

参考記事:CBDオイルは違法?合法?

CBDオイルとヘンプオイルはどちらも植物の麻(学名:カンナビス・サディバ)が原料のひとつであるため、同じものと勘違いされやすくなっています。

この2つに使用される大麻成分には、違法性も危険性もありません。「大麻」と聞いて想像される、いわゆるハイになる効能は大麻中の他の成分によるもので、CBDオイルやヘンプオイルはその成分を除去してあるからです。

CBDオイルとヘンプオイルにはどちらも中毒性や大きな副作用もなく、美容や健康に良いとされ、食用や化粧品用に使用されています。同じものだと勘違いされやすいこの2つのオイルですが、製造方法、使用方法、期待されている効果は大きく異なります。

CBDオイルの製造方法と成分、使い方

CBDとは、大麻草の茎と種子からのみ抽出される成分です。このCBD成分を含む商品として販売されているオイルがCBDオイルです。舌の裏に数滴垂らす舌下摂取が効果的といわれており、一般的な使い方ですが、飲み物に混ぜても使用できます。

CBDオイルは通常、キャリアオイルというベースとなるオイルに希釈され商品にされています。このキャリアオイルにヘンプオイルが使われている場合があるのも、2つが混同されやすい一因でしょう。

ヘンプオイルの製造方法と成分、使い方

ヘンプオイルは、大麻草の種子のみから抽出されます。そのため、ヘンプシードオイルとも呼ばれますが、この2つは同じものです。ヘンプシードには、CBDに期待されるような健康効果は期待できませんが、様々な栄養素が豊富に含まれていることから、スーパーフードとして人気を高めています。

ヘンプオイルには、必須脂肪酸であるリノール酸α-リノレン酸、ビタミンEやリン、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、硫黄、カルシウム、鉄、亜鉛といったミネラル成分もバランス良く含まれています。

食用として料理に使用するのはもちろん、肌の保湿効果もあるため、美容クリームのような化粧品も販売されています。

CBDオイルの効果

参考記事:アメリカで大流行のCBDオイル。その効果・効能とは?

参考記事:CBDオイルの癌治療効果について

CBDオイルは主に不安を和らげたり、不眠を改善するリラックス効果が得られるされています。また、まだ研究段階ではあるものの、痛みや炎症の緩和効果も期待され医学的な研究が複数行われています。関節炎の患者を対象とした研究では、関節の痛みやこわばりを軽減する効果がみられたそうです。また、多発性硬化症の患者30人を対象とした別の研究では、主にふるえの症状に改善がみられたそうです。

その他の例では、大規模な臨床試験は行われていないものの、うつや不安症状の改善に効果が期待される結果がいくつかの臨床試験で報告されています。また、不眠症の改善にも役立つことが示唆される報告もあります。

現在は大規模臨床試験による有効性が確認されていないため、医学的な効能効果は認められていません。医学的にさらなる研究が進むことが期待される分野のひとつではないでしょうか。

治療以外の使い道はヘンプオイルと同様、食用(というより経口摂取ですが)、保湿クリーム等の化粧品などです。

ヘンプオイルの効果

ヘンプオイルは、リノール酸やα-リノレン酸等の必須脂肪酸をはじめとした、豊富な栄養素を含むことで注目されています。

リノール酸やα-リノレン酸は「オメガ6系」や「オメガ3系」とも呼ばれる多価不飽和脂肪酸(PUFA)であり、心身の健康を保つに重要な栄養素でありながら、食べ物から摂取するのが難しいことから、ヘンプオイルのような補助食品が人気です。

具体的な疾患としては、ヘンプオイルは、アトピー性皮膚炎、女性のPMS(月経前症候群)、閉経後の不調の治療・改善に有効なのではないか、と言われています。

CBDオイルとヘンプオイルの見分け方

参考記事:CBDオイルの販売店の選び方

同じく大麻草の成分から製造されるとはいっても、CBDオイルとヘンプオイルは似て非なるもの。効果効能も異なりますので、間違えて購入するのは避けたいものです。

この2つの成分的な違いは、ずばり「CBDが入っているかどうか」です。そう聞くと、成分表にCBDと記載があればいいように思ってしまいますが、どうでしょうか。一つ注意した方がいいのは、ヘンプオイルをCBDオイルのように見せかけて販売している場合があることです。CBDを含有していると、価格を高く設定できるためです。

CBDオイルは決して安い買い物ではなく、また、製品の質もピンキリです。CBD(カンナビジオール)成分の効果・効能を求めているのならば、多少値段が安かったとしても、「ヘンプオイル」というラベル付けのものは避けるのが賢明でしょう。

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